腰痛を誘発する筋肉⑤ 恥骨筋

腰痛を誘発する筋肉 恥骨筋 埼玉県三郷市戸ヶ崎ゆう整骨院へ

さて今回は恥骨筋です。図の通りこの筋肉は骨盤の前部から大腿骨の後ろ側に走行しています。

この筋肉の仕事は足を内側と後ろ側に引っ張る仕事をしています。そしてこの筋肉が硬くなると骨盤を引っ張ってしまうので骨盤が前傾(前に倒れる)してしまいます。骨盤が前傾すると腰骨が反ってしまうので腰痛を誘発してしまいます。

難しいのはこの筋肉の触診です。長内転筋の外側にあるので同筋と間違えやすいです。あぐらの体勢で内ももに張る筋肉を触診できれば、その筋肉とその上側あたりをつかんで、少し痛いのですがそこをほぐして緊張を取ると骨盤の前傾が緩んできます。

ストレッチは座って両足の裏側を合わせて上下にゆっくりと伸ばしてください。またはお相撲の四股の体勢でゆっくりしゃがんでください。いつもの通り軽くツッパリ感を感じる程度で。

次回からは、肩の筋肉を紹介していきます。

院長